IE compatibility list(IE非互換サイトのリスト)への登録を行いました。

IE compatibility list(IE非互換サイトのリスト)への登録を行いました。

お知らせにも掲載しましたが、2021年3月25日に当社サイトが「IE compatibility list(IE非互換サイトのリスト)」に正式に登録されました。

こちらのリストへの登録を持ちまして、「Internet Explorer(インターネット・エクスプローラ:以下IE)」から当サイトへアクセスがあった際、「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ:以下Edge)」に自動で切り替わる(転送される)ようになりました。(ただしご利用のPCにEdge(最新版)がインストールされていない場合は転送されないそうです。)

「IE compatibility list(IE非互換サイトのリスト)」に関する詳細は以下をご覧ください。
Moving users to Microsoft Edge from Internet Explorer – Microsoft Edge Development | Microsoft Docs

どうしてリストへの登録を行ったのか?

「IE compatibility list」の存在自体は昨年に以下のニュースを見かけたので、転送を行ってくれるというのは知っていました。
「IE」で一部のサイトを開くと「Edge」に転送–脱IEの一環で – ZDNet Japan

当時はまだまだ一部の企業だけが対象として登録されているものだと認識していましたので、特に気にかけないままにしていましたが、先日個人の方でこちらのリストに申請をされ、登録がなされたというブログ記事を見て、「登録申請」が自らできるということなら登録をしたいと思い、その日のうちに申請を行いました。

IEからEdgeへの強制転送設定を個人サイトに適応してもらった話

登録をしようと思ったのは、この措置が単純に表示を遮断するのではなく、インストールされている最新ブラウザ(Edge)へ転送する対応が閲覧者に対して「優しい対応」だと感じたからです。

サイトに訪問して、何も見れないでは閲覧者が疎外感を感じる部分もあるでしょうし、表示崩れしている状態で見てもらうのもいろいろ辛いところがありますので…。(当社サイトの場合は公開当初からIEの表示対応を積極的に行ってませんでしたので、ところどころ表示が崩れていた部分もあったかも知れません。)それに、導入にあたってもサイト側に何かしらのソースの追加などといった作業が発生しない点もお手軽でしたので。

リストへの登録申請の方法

ご紹介した記事内にも申請に関しての流れが記載されていますが、「ietoedge@microsoft.com」宛に必要事項を記載してメールを送れば、あとは流れで行ってくれるというシンプルなものです。

若干ハードルが上がるかな?と思うのは、「英文」で記載しないといけないところくらいでしょうか。ですが、私自信も英文でメールを書くことはほぼありませんので、そこは「翻訳サイト」の力を借りて、機械翻訳全開の英文メールを作成して申請を行いました。結果は冒頭の通り「難なく登録完了」となりました。

ちなみに、申請時にメール本文に記載する必要がある項目は以下です。

  • Owner name → 代表者名(もしくは申請者の名前)
  • Corporate title → 役職
  • Email address → メールアドレス
  • Company name → 企業名
  • Street address → 会社所在地(住所)
  • Website address → リストに登録したい企業URL(https://から記載)

担当者の方に送るメールですので、メールの件名、挨拶文(リストに登録をお願いしたいので、よろしくお願いします的な)とかもちゃんと書いて送りましょう。申請〜登録完了までの時間は、当社の場合だと、申請メールを送信した「3日後には登録完了」の連絡が届きました。

旧ブラウザ(IE)に対しての当社の考え方

旧ブラウザに対してこういった措置を取るということは、当然「旧ブラウザ(IE)」に対して、当社としても考えるところがございます。当社としては、IEはすでに「旧時代のWebブラウザ」であり、Webブラウザとしての役割を終えたものであると考えていますので、今後はIEへの対応そのものを止めていくように進めていきます。

以下はMicrosoft社のブログ記事(2015年公開の記事)です。
Windows 10 に搭載される 2 つの Webブラウザ、Microsoft EdgeとInternet Explorer 11

記事は6年前に公開されているので内容としては古いのですが、IEの「課題」というのはこの頃(もしくはそれ以前)から存在していて、脆弱性対策そのものは今も講じられてはいますが、以下の抜粋にもあるとおりIEが抱える問題の根本は解消された訳ではありません。

セキュリティ対策
インターネットを通じたセキュリティの脅威に対抗するために、マイクロソフトではIEの潜在的な脆弱性を日々、修正していますが、提供当時の環境を前提として開発された古いバージョンのIEでは、定期的な更新プログラムの適用だけでは対応が難しいケースが現れるようになってきました。

現在もお客様から、IEの「表示対応」というのを希望されるケースもあったりしますし、一部のWindows OS(8.1及び10)ではIEのサポートがまだ残っていたり、実際のところ直ちに利用出来ないという訳ではありませんので悩む部分ではあるのですが、日々進歩しているWebの世界に於いてIEでは対応しきれない部分が年を追う毎に増えている現状を考えると、対応そのものを止めるのは当然の流れかと思います。

※IEのサポート期限については利用されているOSのバージョンによってサポート期間にも差があります。
いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール:Tech TIPS – @IT

最新版ブラウザで安全で安心な閲覧をおすすめします。

閲覧者自身が数あるブラウザのどれを利用するかは、サイト管理者や私達のような制作者が強制(限定)するというのはなかなか難しいという部分もあります。とは言え、セキュリティ的なリスクを抱えるブラウザを利用いただくことは推奨出来ませんので、より快適に安全に閲覧をしていただくためには、各社からリリースされている「最新版ブラウザ」をご利用頂くことを強く推奨したいと思います。

今回行った転送措置が多くのWebサイトで導入され、IE利用者が自然と最新ブラウザに移行できるようになれば良いなと当社は考えています。